プレス

自社で調達した金型をプレス機に取り付け薄板鋼板（コイル材）を使用し図面に合わせた形状に加工していきます。プレスは大量生産、省人化を目的とした自動プレス機と少量生産や複雑な形状の加工を可能とする単発プレス機に分けられます。鋼材の板厚や材質、部品の形状や生産効率等を考慮して工程設計されます。

順送プレスと比較して、よりコンパクトな金型での加工を実現しました。金型費の低減と材料歩留まりの向上が図れます。また溶接工程を連結可能なため、工数の削減も図れます。

約5tもの薄板鋼板（コイル材）を使用し、自動車用自動変速機（オートマチック）の部品を加工しています。当社で加工された製品は、主にトランスミッションやトルクコンバータに使用されます。
プレス加工した製品は自動回収機を使用。プレス機を止めずに連続運転を可能にし、生産性の向上を図っています。

トランスファプレスは絞り形状の製品加工に特化した特長を持っています。順送プレスに比べると歩留まりが良く、大型の加工品にも適用できます。

45t～200tプレス機を揃え、多品種少ロットに対応。自社製作した製品投入装置を使用し、未加工品流出防止などの品質確保を行っています。
PSDI（制御機能付光線式プレス安全装置）の導入や、プレス工程間のベルトコンベアーの使用により、効率的に生産することが可能です。